アリさんマークの引越社では残業は多いのだろうか？瓦版編集部は、現役社員に対して独自調査を行った。また、業後の過ごし方についても現役社員に聞いてみたので、是非参考にしていただきたい。
社内制度の改革を確実に成功させてきたアリさんマークの引越社だが、同社の現状を現役社員はどのように受け止めているのだろうか。
今回、瓦版編集部が行った現役社員へのアンケートの中には、同社の残業の状況について尋ねる項目があった。まず、残業の頻度について寄せられた回答のうち、「週2回から3回程度の残業はある」という回答が最も多く、次に多かったのが「週一回の残業がある」という回答だった。
残業が全くないという回答はなく、毎日残業があるという回答も一定数あったことから、残業はアリさんマークの引越社の支店によって頻度が変わるようだ。他方で、回答者の約8割が「残業した分はきちんと給与に反映されている」と回答していることから、同社には残業を給与に反映する仕組みがしっかりと整っているようだ。
アンケート調査の回答のなかには、多くの現役社員が「過去3年間で労働環境が変化した」「労働時間が短くなった」と回答していた。
他にも、「労働時間が短くなり、もう終わりなのか、と思うほどだ」という回答もあり、アリさんマークの引越社が過去の労働環境を見直して改善していることがうかがえる。
アリさんマークの引越社の社員に、業後の時間をどのようなことに使っているか聞いたところ、「家族で食事」や「子供と遊ぶ」など、家族との時間に充てているという回答のほか、「ツーリング」や「友人と外食」など、趣味の為の時間にあてているという回答が多かった。
アリさんマークの引越社の社員の多くは、必要なときだけ残業をしてしっかりと業務を遂行し、帰宅できるときはきちっと帰宅することで、ライフワークバランスを上手に保っているのだろう。
3年前と今のアリさんマークの引越社の様子を現役社員に聞き、「労働時間や環境に変化があった」と回答が集まったように、同社は社員が働く環境がどうあるべきかを考えて常に変化してきた。
環境を変えるということは、容易なことではないはず。会社側にはどのような苦労や想いがあったのだろうか。同社役員や社員の声に取材を敢行した。
