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セールスドライバーが語る引越社の今

アリさんマークの引越社でセールスドライバーとして働く飯塚さんに、同社へ転職した経緯や働きやすさについて話を伺った。

警察官を退職して出会った天職は「感謝される」ドライバー

飯塚さんのインタビュー風景
飯塚隼也さん(セールスドライバー)

―警察官から転職なさったとか!きっかけは何だったのでしょう。

前職は警察官で交番に勤務していました。一緒に働いていた上司が定年間際の1日中パソコンに向かっているような人で、交通整備も110番対応も全部1人で現場に向かわなくてはならず激務でしたね。状況改善を訴えても無視され、タテ社会特有のいじめもあり、とうとう鬱病になってしまったんです。

有休を使って仕事を探している時に、母が「アリさんマークの引越社はどう?」と、ホームページを見てすすめてくれたのが応募のきっかけです。小学校、中学校、高校と野球部だったので体を動かすのが好きだったし、警察官をしている時も誰かから感謝されるのにはやりがいを感じていました。だから「体を動かして、感謝される」引っ越し屋は天職かもしれないと思いました。

―アリさんマークの引越社に対してどのような印象を持っていたのでしょうか。

「アリさんマークの引越社 ドライバー 評判」などと、自分で検索してみて悪い噂を見てしまったことはあります。でも、そういうのって、誰が書いているかわからないじゃないですか。もしかしたら、同業者のなりすましかもしれません。「働いてみなければわからない!」と、応募してみたら、1回の面接でその場で合格したのは驚きました。「なぜ警察官を辞めたのか?」など、シンプルな質問だけで圧迫面接もなかったです。噂を信じずにいたからこそ、ドライバーとして働き始めることができてよかったと思っています。

勤務先は自宅から1時間以内、警察官時代のような無理はナシ

―アリさんマークの引越社でのセールスドライバーの仕事について教えてください。

現在、セールスドライバーとしては一番大きな4tトラックを担当しています。4tトラックドライバーになるには、社内試験に合格しないといけません。昨年、やっと受験資格をクリアして、社内試験にチャレンジすることができました。

セールスドライバーは引っ越し作業のまとめ役も担います。多ければ5人の助手たちをまとめなければいけませんが、10代から20代前半が中心です。なかには学生のアルバイトもいます。ユニフォームのシャツを入れ、きちんと帽子をかぶり、ソックスをきちんと伸ばすなど身だしなみを注意することもありますね。サービス業なのでお客様への印象は大事です。「アリさんマークの引越屋さんだから」と、信用して依頼してくださるお客様もいらっしゃるので、いつでもきちんとしているのが習慣になるように心がけています。

―やはり個人宅の引越しが多いのでしょうか。

担当しているエリアでは個人宅の引っ越しが9割です。やはり、お客様が満足してくれたり「ありがとう」という言葉をいただいたりすると、やりがいを感じますね。「今回も飯塚さんにお願いしたい」と指名してくださるリピーターの方、お知り合いを紹介してくださる方などもいらっしゃいますが、ありがたいことです。

セールスドライバーは2年ごとに支店を移動することになっていますが、自宅から1時間以内という決まりがあるので無理なく通えています。支店ごとに雰囲気は異なりますが、どこも楽しかったですね。警察官時代のような理不尽なことや緊張を強いられるようなこともありません。

アニバーサリー休暇や家族旅行の補助金など既婚者に嬉しい特典ばかり

―将来の目標についてお聞かせください。

どのドライバーも営業の仕事も並行していますが、最近は営業の方が多くなりつつあります。営業専門のスタッフをサポートするという形ではありますが、午前中はドライバー、午後は営業という形で働く日も増えていますね。現在、社内試験は営業中級までしか持っていないので営業上級の取得を目指しています。営業上級の試験を受けるには、契約件数が一定以上取れていないといけないので、頑張りたいです。

仕事は目標が大切だと思います。「ここでいいや」「ここが限界」と決めないで、どうせやるなら徹底的にやる。失敗しても、もう一度チャレンジする。そんなチャンスが弊社には少なくありません

将来的には、会社として顧客満足度ナンバーワンを目指していけたらいいなと思っています。「アリさんマークの引越社なら安心してまかせられる」と、お客様の信頼を得たいと考えています。そのためには、スタッフ同士和気あいあいとしているのは良いことですが、なあなあにならず、時には部下を諭すことも大事です。また、上司からご指導をいただいた時には素直に受け止めて、改めるようにしています。注意されるのはありがたいことです。

―アリさんマークの引越社はどのような人が向いている会社ですか。

この仕事は口下手でも普通に話せる人ならば、やっていけると思います。たとえば、わからないことをすぐ聞けるかどうか。新人が何を質問しても叱られることもありませんし、できるようになるまで一緒に作業してみるなど丁寧に指導します。

また、とくに既婚者にとっては働きやすい職場なのではないでしょうか。結婚記念日、配偶者の誕生日、子どもの運動会などに休むことができるんです。配偶者の誕生日には会社が金一封とバースデーカードをプレゼントしてくれたり、5年勤続ごとに家族旅行の補助金を出してくれたりします。「アリさんファミリー」という社内報には、誕生日会や旅行のレポート写真がいつも何枚も掲載されて、見ていて楽しいですよ。家族の幸せのためにも頑張りたい、そんな仲間を待っています。

アリさんマークの引越社のドライバーについて

引越の際に大量の荷物を運んでくれる引越業社のドライバー。この記事では、アリさんマークの引越社のドライバーはどのような仕事なのか、勤務する上ではどのようなステップアップができるのかということについてご紹介します。実際の仕事がイメージできるよう、1日の流れも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

アリさんマークの引越社のドライバーは、お客様の自宅に訪問し、その後数時間をかけて引越し作業を行います。

2人から4人のチームを組んで作業を行うことになりますが、1日の作業は平均して2件。春が引越しシーズンとして忙しいイメージがありますが、実は1年を通して引越し作業を行っています。また、大きな引越し作業となる場合には1日がかりとなることもあります。

同社のドライバーは、単に荷物を運ぶだけではなく、お客様とコミュニケーションをとりながら引越し作業を行う接客業。荷物を運び込む時などはお客様の指示通りに運び込むことになりますし、荷造りや荷解きなどもお客様とコミュニケーションをとりながら行っていく必要があります。そのため、お客様の要望をすぐに把握しながら作業を行っていくことになります。

ドライバーの一日

アリさんマークの引越社でドライバーとして働く場合の1日の流れ(例)をご紹介します。お客様の予約状況や引越し件数などによって、時間が大きく前後する場合もあります。

■8:00 出勤・点検
出勤後、トラックの点検や資材の積み残しがないかしっかりと確認を行います。問題がないことを確認し、トラックでお客様の元へ出発します。

■8:30〜 現場に到着・作業開始
スタッフ全員で荷物を運び出す前の準備を行います。作業を行う中で家財や家に傷をつけないよう、保護剤でしっかりとカバー。準備が完了したら家財をどんどん運び出していきます。この際、荷造りを行うこともあります。

荷物の運び出しが完了したら、積み残しがないかどうかをしっかり確認して新居へ出発。

■11:00〜 新居到着・作業開始
新居に到着したら、お客様の指示にしたがって荷物を配置していきます。時には荷解きを行うことも。全ての荷物を運び込み、お客様の確認が済んだら作業が完了となります。

■13:00 昼食
午前中の作業が完了したらお昼休憩をとります。しっかりと休憩して、午後の作業に備えます。

■14:00〜 午後の作業開始
午後にお約束のあるお客様の元に向かい、作業を行います。

■18:00 帰社
当日の作業が全て完了したら、会社に戻り、日報の記入など作業を行います。全ての作業が完了したら帰宅します。

ドライバー職のステップアップ

アリさんマークの引越社に入社すると、社内ライセンス制度に基づいて、まずは全員がドライバーとして現場で経験を積むことになります。現場での引越の流れなどを学びますが、ドライバーとしての経験を積んだ後は、社内で行われる各種の認定試験を受けて営業職を経験することになります。

基本的な業務を経験した後は、経営・管理のスペシャリストを目指す「経営者コース」、法人営業から教育までを手がける「営業スペシャリストコース」、そしてドライバーのスペシャリストを目指す「セールスドライバースペシャリストコース」と、自分が目指す方向によってコースを選び、キャリアアップしていくことになります。

中には本部スタッフや事務職として勤務を行う人もおり、様々な道が用意されている点が同社の魅力とも言えるでしょう。

ドライバー以外の他の職種との違い

ドライバーのほかには、営業職や総合職といった職種がありますが、最も大きな違いは「体を動かす職種」であると言えるでしょう。お客様の元に伺うという点は営業職と共通しているものの、ドライバーは引越しに関する作業を行うことが主な仕事となります。荷物の運搬はもちろん、お客様の要望によっては荷造りや荷解きなどを行うことも。

単にお客様の荷物を運べばいいだけではなく、お客様の指示に従って荷物を運び出し、指定された場所に荷物を運び込むことが求められるため、お客様がどのような要望を持っているかを素早く的確に判断することが求められる職種となります。

編集者コメント

体を動かす仕事が続くため、体力的な部分を心配する人がいるかもしれませんが、徐々に慣れていく、とのこと。重いものを運んだりもするため、確かにはじめはきつく感じる部分もあるかもしれませんが、毎日仕事を行ううちにだんだんと楽しくなってくるため、体力的な部分についてはそれほど心配する必要はなさそうです。

ただし、どちらかといえば「体を動かすことが好き」と感じる人の方が向いている職種であることは確か。学生時代などにスポーツをやっていた経験があり、体を動かすことが苦にならない人の方がより向いている仕事であると言えるでしょう。

ドライバーとして経験を積んだ後には、営業職や総合職への道を進む人もいますが、アリさんマークの引越社における業務の基本はこのドライバーの仕事に詰まっているといえます。このことからも、ドライバーとして着実に経験を積むことが、将来のキャリアアップに必ず役に立つと考えられるのではないでしょうか。

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