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営業が語る引越社の今

アリさんマークの引越社でトップ営業マンとして働く入社12年目の加倉井さんに、同社へ転職した経緯と働きやすさについて話を伺った。

学歴は問われない、誰でもチャレンジしやすい環境

加倉井さんのインタビュー風景
加倉井隆央さん(営業)

―新卒でアリさんマークの引越社に入社したと伺いましたが。

大学を卒業して新卒で入社しました。他にアパレル関連の内定をもらったこともありましたが、もともと「アリさんマークの引越社」の名前は知っていましたし、有名企業という安心感に惹かれました。同期も何人かいましたが、同時の研修は支店ごとに行っていたので、ほとんど交流はなかったです。でも、今は全体での研修なども行っている様子ですね。

最初はセールスドライバーとしてキャリアをスタートしましたが、その後、支店長などを経て、現在は営業職です。弊社ではセールスドライバーをしながら並行して営業の経験を積み、いずれは営業職、支店長などの管理職、本部の人事・経理などの事務職のいずれかに納まるというのが一般的なルートになっています。

―面接で印象に残ったことなどありますか。

今年で入社12年目なので、どう面接を受けたのかはほとんど忘れてしまいましたが、とにかく緊張したことは覚えています。当時から弊社の面接回数は1~2回と少ないことが特徴でしたが、それは今も変わっていないのではないでしょうか。その後、面接官の立場になったこともありますが、とくに学歴は問いませんし、誰でもチャレンジしやすいと思います。

営業成績上位を目指すのも自分のペースで働くのも自由

―営業の仕事では、どんな時にやりがいを感じますか?

5年前から営業を担当しています。営業は数字ですから、良い成績が残せた時にはやりがいを感じますね。2019年の1月~4月では関東で2位、全国で3位という成績を納めることができました。全国で1位になったこともあります。弊社は保証給の良さに惹かれて応募する人も少なくありませんが、営業成績で上位にランクインすれば順位給もプラスされるというシステムなので、頑張りがいがあります。

―順位給がつくんですね。モチベーションが上がりそうです。

順位給は下位でもいくらかは支給されるので、40位ぐらいで満足している人も少なくありません。4ヶ月ごとにランキングが出るのですが、6位~20位は毎回入れ替わっていますね。1位~5位はだいたい固定メンバーなので、もっと数字にこだわる人が増えたらいいなと思っています。

ただ、昔とくらべて弊社の営業スタイルも変わってきました。以前までは、同じ支店の仲間4人と「今日は誰が最初に契約をとれるか」なんて競ったりしながら、1日に何件も契約を取ってましたね。現在はお客様の利益を考えて無理に営業をしないスタイルなので、競争は苦手な人でもプレッシャーを感じることなく取り組めるのではないでしょうか。

全国各地を回ってノウハウをレクチャーする教育部門を作るのが夢

―これからのアリさんマークの引越社でどのような仕事をしていきたいかビジョンをお聞かせください。

テレビCMで「日本一」をうたっている会社もあります。かつては、弊社もトラックに「日本一」を掲げていた時代もありましたが、今は何もない状態です。でも、ずっとこの立場に甘んじているのではなく、いつかは他社に追いつき、追い越したいと考えています。

もしかしたら、現在「日本一」と言っている会社は売上ではなく受注件数かもしれません。無茶な営業をして受注件数を増やせば、見かけは「日本一」の座を奪還することもできるでしょう。しかし、それでは何の問題解決にもなりません。

弊社がまず取り組んでいきたいのは労務問題です。他社が契約社員を多用して人件費をカットする中、弊社は昔から正社員を多く抱えていることが特徴のひとつでした。これからも、正社員ひとりひとりを大切にしていってほしいです

―会社の未来をしっかり考えているからこそのコメントですね。加倉井さんご本人としては、どのような目標を持っているのでしょうか。

個人的には新しい部署を設立したいという希望があります。トップレベルの営業マンだけを集めて、全国各地を回ってノウハウをレクチャーする教育部門を作りたいです。もちろん、これから新しく入社してくる人たちのことも丁寧に育てていくことができたらと思っています。

弊社の営業は勝負好きの人に向いていると思います。「営業成績で全国ナンバーワンになりたい」というような人に、もっと入ってきて欲しいですね。家族を養うことも十分できるので、既婚者も大歓迎です。

アリさんマークの引越社の営業について

アリさんマークの引越社での営業という仕事について、どのような仕事を行っているのか、勤務する上でのキャリアアップはどうなっているのかといったことについてご紹介します。具体的にイメージできるよう、営業職としての1日もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

アリさんマークの引越社の営業職には、「一般営業(反響営業)」と「法人営業(ルート営業)」の2種類があります。

一般営業(反響営業)とは

エリアごとのに担当が決まっており、自分の担当エリアのお客様からお電話やインターネットを通じて問い合わせをいただいた上で伺い、会社の概要や料金について40分から1時間ほど時間をかけて説明を行うというスタイルです。1日の訪問件数の目安はおよそ5〜7件ほどになります。

具体的には、お客様の要望を細かくヒアリングした上で、荷物の量や立地条件を踏まえた上で最適な引越プランを提案していきます。飛び込みでの営業を行うことはありません。

法人営業(ルート営業)とは

提携している住宅関連の業者向けに営業を行います。

対象となるのは不動産会社やマンションディベロッパー、ハウスメーカーなど。これらの業者を1日に10件から20件回り、引越予定のお客様を紹介していただいたり、アリさんマークの引越社をPRするためのパンフレットを置かせていただくお願いをしたりします。そのためにも業者にこまめに顔を出し、担当者との信頼関係を築いていくのも大切な仕事となります。

営業の一日

アリさんマークの引越社で営業(一般営業)として勤務する場合の1日の流れ(例)をご紹介します。

■8:00 出勤・一日の準備
出勤後、その日に伺うための準備を行います。訪問先のチェックをしたり、伺うお客様へお持ちするプレゼント用の資材などの準備を行います。

■8:30~ 出発・訪問
お客様の元へ向けて出発します。お約束の時間に到着したら、要望をヒアリングした上でサービスに関する説明や見積を行います。ご納得いただけた場合には契約を行い、商談成立となります。

■12:00 昼食
午前中に予定していた訪問が完了したら、お昼休憩をしっかりとります。だいたい1時間程度の休憩となります。

■13:00 午後の訪問開始
午後に予定しているお客様先へ訪問を行っていきます。午前中と同様、問い合わせがあったお客様先へ向かいます。

■18:00 帰社
当日予定していた訪問が全て終わった時点で会社に戻ります。会社に戻ったら、本日訪問したお客様へお礼の電話を行い、必要に応じて伝票の処理などを行います。

■帰宅

営業職のステップアップ

同社に入社した後は、はじめから営業からスタートするわけではなく、まずはセールスドライバー(作業アシスタント)として勤務し、実際の引越しの流れなどを現場で学びながら、並行して営業としても多くのことを学んでいきます。

現場でしか学ぶことができない多くのことを身につけ、20種類から30種類ある講座の認定試験をクリアした上で、一般営業として活躍することになります。ここまでの期間は、個人差はあるもののおよそ6ヶ月から1年です。営業として働く上では、セールスドライバーとして勤務していた時期の経験が非常に役に立つことでしょう。

その後、営業として業務を行っていく中では、経営・管理のスペシャリストを目指す「経営者コース」や法人営業から教育までを手がける「営業スペシャリストコース」、ドライバーを極める「セールスドライバースペシャリストコース」の各コースに分かれてステップアップを目指すことになります。営業としてスペシャリストを目指すこともできますし、希望によっては事務職や本部で活躍するスタッフへの登用という道も用意されています。また、途中でコースの変更も可能です。

営業以外の他の職種との違い

営業以外の職種としては、「セールスドライバー」や「総合職」がありますが、これらの職種と営業職の大きな違いは、「営業職はお客様とのコミュニケーション」がメインとなる点と言えます。一般営業の場合は、これまで培ってきた引越しに関する専門知識を用いて、引越しを考えているお客様が理想通りの引越しができるようなプランを提案するのが仕事となります。

そのため、まずは問い合わせがあったお客様の要望をヒアリングする力が必要になりますが、お客様と接する中で徐々に磨かれていく部分にはなります。要望を伺ったら、プランの提案・見積もりに移りますが、どれだけお客様の要望を満たすことができる提案ができるかは営業の腕の見せ所となります。

編集者コメント

営業職は、お客様とのコミュニケーションの中で要望を汲み取り、ぴったりのプランを提案することが仕事。非常に多くのお客様とお話をすることになるため、誰かと話をするのに抵抗を感じない、むしろ話好きという人が営業職に向いているでしょう。

ただ、はじめは営業職に抵抗を感じていた社員が、セールスドライバーとして経験を積む中でお客様と接する楽しさを知り、営業として活躍しているというケースもあるのだとか。そのため、コミュニケーションが苦手だと思っていても、実は営業職が向いている場合もあるため、可能性を自分で狭めないように意識したいところです。アリさんマークの引越社では、途中で目指す方向が変わったとしても、会社が柔軟に対応してくれるところが大きな魅力と言えるでしょう。

昔と比べて何が変わった?
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