ネット上では、「アリさんマークの引越社は激務」といった評価を目にすることもあるが、果たして本当にそうなのだろうか。瓦版編集部はアリさんマークの引越社で働く現役社員に対して、労働環境に関するアンケートを行った。浮かび上がってきた同社の意外な事実とは？
肉体労働が多いことから、労働条件についてネガティブなイメージを持たれてしまいがちな引越し業界。今回、我々が独自に行った調査でも、「アリさんマークの引越社」で勤務する半数近くの従業員が、「仕事がきついと感じることはあるか」という質問に対し「はい」と答えた。
具体的につらいと感じる内容については、業務内容によってさまざまだが、大きく分けて「肉体的なもの」と「精神的なもの」に分けることができる。
肉体的なものとしては、「夏場の作業は体がしんどい」や「三階以上の現場作業」といった回答が寄せられ、精神的なものとしては、「帰宅が遅くなってしまうことがある」や「シーズンによって仕事量にばらつきがあること」といった回答が寄せられた。
上記の調査結果からは、アリさんマークの引越社で働く従業員が感じている仕事の大変さは、アリさんマークの引越社固有の問題というよりも、引越し業界に関わる人間が例外なく感じるものである、といえるだろう。
肉体労働が多いことや、帰宅が遅くなってしまうことは、引っ越し業界に携わる限り避けることは難しい。しかし、アリさんマークの引越社は、従業員の感じているそうした「働きにくさ」についても、積極的にフォローをしているようだ。
例えば、「毎日辛い現場にならないように配車を配慮してくれている」や「タイムシフトの再構築に応じてくれる」など。アンケートには様々な意見が寄せられた。常に社員の働く環境を考えている姿勢がうかがえる。
引越し業界の大変さもそうだが、アリさんマークの引越社は長年自社で抱えてきた問題と真摯に向き合ってきた。我々が独自に行った調査のうち、3年以上勤務する従業員を対象とした調査では、労働環境の変化について変化を感じると答えた社員が8割もいた。明らかに変化していると知ることができるだろう。
寄せられた回答のうち特に多かったのが、「残業が減った」という回答。また、「休日のサービス出勤がなくなった」や「休日が増えた」といった回答も同様に多く寄せられていた。
現役従業員のこうした回答は、アリさんマークの引越社が従業員の労働環境の改善に確かに取り組んできたことを証拠立てるものだろう。
アリさんマークの引越社は、変化する時代のなかで常に引越し業界を牽引してきた。なぜ、引越し業界で戦い続けてこれたのか、それは会社を支える社員への感謝を忘れなかったからだろう。社員のやる気をあげ、会社を盛り上げるために、いくつもの問題と向き合ってきたことが、今のアリさんマークの引越社の形に繋がっているのだ。アリさんマークの引越社井ノ口副社長や社員に、会社への想いを伺ったので、ぜひ参考にしていただきたい。
